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創立者 古田貞先生

創立者 古田貞先生

 創立者 古田貞先生
 (1869〜1922)
  鳥取家政学園の創立者、古田貞先生は明治2年に鳥取市に生まれました。28歳にして寡婦となった先生は、明治33年掛出町1番地の自宅で裁縫塾を始めました。家政的実際女子教育の必要性を感じ、明治38年「鳥取裁縫女学校」を創立し、後に「鳥取技藝女学校」と改称し、大正2年現在地に校舎を移転しました。
 人格高潔にして、女子教育愛の念厚く、私立学校がともすれば営利に走りがちになるのを避け、月謝もなるべくおさえました。中には無報酬で古田先生を支える職員もあり、生徒や保護者そして同窓生たちも、学校を支えていきました。そのため先生は、「私学といえども学校は公のものである」として、一族のものが経営に関与することを認めませんでした。大正11年10月18日に先生は亡くなりました。当時の新聞は、「燦として輝く五十四年の生涯」とその功績を讃えていました。
 平成21年10月には、鳥取市制120年を記念して、女性として初めて鳥取市の名誉市民として表彰されました。
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